第1回:からだはどうできている? ―全身を支える基本設計―
はじめに
私たちの体は、意識しなくても毎日正確に動き続けています。立つ、歩く、座る、呼吸をする。これらはすべて、体の「構造」がしっかりしているからこそ可能です。
まずは人体の基本となる“土台”から見ていきましょう。
人体を形づくる3つの柱
人体の構造は、大きく分けて次の3つが組み合わさることで成り立っています。
体のフレームとなり、内臓を守る土台構造。
骨を動かし、姿勢と動作を生み出す原動力。
外界との境界として体を守る防御層。
これらは単独で働くのではなく、常に連携しています。たとえば、腕を上げるという動作一つでも、骨の位置、筋肉の収縮、皮膚の伸縮が同時に起こっています。
骨と筋肉の関係を知る
骨は動かない存在と思われがちですが、筋肉が引っ張ることで初めて動きが生まれます。
- ・骨があるから、体は形を保てる
- ・筋肉があるから、骨は動ける
運動不足が続くと筋肉が弱り、それに伴って姿勢が崩れやすくなります。これは肩こりや腰痛だけでなく、内臓の位置や働きにも影響を及ぼします。
生活習慣とのつながり
骨は動かない存在と思われがちですが、筋肉が引っ張ることで初めて動きが生まれます。
- ・長時間同じ姿勢 → 筋肉のバランスが崩れる
- ・運動不足 → 骨や関節への刺激が減る
- ・極端なダイエット → 骨や筋肉の材料不足
ポイント:体を支える構造は、使わなければ衰えます。日常の中で「動かす時間」を意識することが大切です。
■まとめ
- ・人体は骨格・筋肉・皮膚の3つの柱で支えられている
- ・骨と筋肉は連携して姿勢や動作を作る
- ・日常の姿勢・運動習慣が構造維持に重要
第2回では、体の内側で働く内臓のチームワークと、日常生活との関係を見ていきます