2024年 6月ノエビア新着情報 | Esthe Salon f7~エフセプト~

紫外線吸収剤とは。
散乱剤とどっちがいい？
成分名や役割を研究員が解説

真夏並みの紫外線量がある5月。日やけ止めを選ぶときに目にするのが「紫外線吸収剤」や「紫外線散乱剤」というワードですが、どんな役割があるか知っていますか？それぞれの成分を理解した上で、日々のスキンケアに日やけ止めを取り入れましょう。紫外線吸収剤と紫外線散乱剤の違いや成分名、役割についてノエビアの研究員が解説します。

教えてくれたのは…

ノエビア
グループ総合研究開発部
N・S

グループ総合研究開発部は、⾃然派化粧品のパイオニアとして、独⾃の美容科学理論をもとに、化粧品･医薬部外品や機能性⾷品などの企画･研究開発を⽇々⾏っています。

朝に洗顔しないとどうなる？

朝の洗顔は、寝ている間に分泌された汗や皮脂、顔についたホコリなどの汚れを落とすために必要になります。特に気温が高まる今の時期は、夜間の皮脂の分泌量も増加し、朝起きたときにベタつきを感じやすくなります。これらの汚れをきちんと落とさずにいると、くすみや毛穴が目立つ原因になったり、ニキビなどの肌トラブルにつながる可能性も。また、洗顔でいらないものを取り除き、うるおいがたっぷりと入り込む素肌へと整えることで、スキンケアの効果が高まり、その後のメイクのりやメイクのもちにも変化が出てきます。一日中きれいな肌でいるためにも朝の洗顔は重要です。

朝の洗顔は水だけでいいの？

では、朝の洗顔は水だけでも良いのでしょうか？水だけでは、皮脂や古い角質までは落とすことができず、蓄積した汚れが酸化してニキビなどの肌トラブルを引き起こす可能性があります。そのため、洗顔料でしっかりと汚れを洗い流すことが重要です。美肌をキープするためには、朝も水だけの洗顔ではなく洗顔料を使い、クリアな肌の状態にしましょう。

ニキビなどの予防にもなる
朝洗顔のポイントとは？

朝は洗顔料を使用することが基本。では、洗顔料を使用した正しい洗顔方法のポイントを確認して、ニキビなどを予防し美肌に近づきましょう

① 洗顔料は適量を使用する
② ぬるま湯で洗う
③ 保湿成分配合の洗顔料でうるおいをキープする
④ きめ細やかな弾力泡で洗う

洗顔料は適量を使用する

洗顔料が少ないと、泡立ちが悪くなり摩擦が起きるため、肌への刺激が大きくなります。また、洗顔料が多すぎると洗い流しに時間がかかったり、洗い残しにつながり、それもニキビの原因に。決められている適量を守るように心がけましょう。

ぬるま湯で洗う

熱いお湯で洗うと肌に必要な皮脂まで奪ってしまいます。反対に冷たい水で洗うと、毛穴が閉じて汚れを閉じ込めてしまうことも。適温は「やや冷たく感じる32～37℃くらいのぬるま湯」です。洗顔は、適温のぬるま湯でやさしく洗いましょう。

保湿成分配合の洗顔料でうるおいをキープする

洗顔料を使用すると乾燥するのが悩みという方は、保湿成分配合の洗顔料を選ぶことがおすすめです。保湿成分で洗顔後もうるおいがキープされ、しっとりした肌に。

きめ細やかな弾力泡で洗う

肌に負担をかけず、汚れをきれいに落とすためには、弾力のある泡で洗うことが大切です。泡立てが不足していると、肌へ摩擦が伝わりやすくなりダメージにつながる可能性があります。また、濃密な泡は、肌に不要な皮脂や汚れを吸着して落としてくれるので、卵1個分くらいのきめ細やかな泡が理想です。

朝の泡立ては面倒…時短したい方
におすすめな洗顔料とは？

朝も洗顔料をしっかりと泡立てて洗うことが大切。ただ、朝から泡立てをするのが面倒に感じる方は、泡で出てくるタイプの洗顔料が、手間なく豊かな泡で洗えるのでおすすめです。プッシュするだけでふわふわな泡が出てくるため、忙しい朝の時短になります。

洗顔後、しっかり保湿することまで
がニキビなどの予防にも重要

洗顔後の保湿が十分でないと、肌が乾燥し、角層が厚くなり古い角質が毛穴をふさいで、ニキビなどの原因に。また、バリア機能が低下している肌は、肌内部の水分が蒸散しやすいため、水分量が不足しており、外的刺激をとても受けやすくなってしまいます。これもさまざまな肌あれの原因になるため、洗顔後はまず、化粧水でたっぷりのうるおいを与えることが大切。保湿をすることで肌の状態が整います。その後は水分の蒸散を抑えるために、乳液とクリームも忘れずに。バリア機能がサポートされ、コンディションの整ったすこやかな肌へ導きます。